世の中にはブラック企業と呼ばれる会社があります。
とくにひどいのが、まともに休憩時間を与えないような会社です。
人を人とも思ってません。
そのような会社は、休憩を返上してでも、みんなで頑張ることが美徳であると洗脳してきます。
その結果どうなったのか?私の心の後遺症について話したいと思います。
ブラック企業の上司と先輩
まず、ブラック企業に適応できる人間の人格を否定するつもりはありません。
彼らはただ、努力家で、根性が普通の人よりも優れていると思います。
それはそれでとても素晴らしいことだと思います。
なぜならこの日本を支えているのは、日々、必死になって営業を続けるサラリーマンだからです。
ですが、次第に状況は変わってきます。
上司は新人に根性論を押し付けたり、自分の精神論を延々と語り、部下を洗脳していきます。
これに耐えられなくなり、仕事を退職する新人もいれば、生き残る部下もいます。
そして生き残った部下は、やがて上司となり、後輩に同じような精神論を植え付けていきます。
その結果、ブラック企業が出来上がると思います。
完璧に洗脳された役員や一部の同僚が、部下やパートの従業員の前でお手本を見せ、それが普通であるかのように思いこませてきます。
その結果、私も休憩がないまま8時間以上働かされ続けるのです。
上司や先輩は、
「よくやっているね」
「頑張っているね」
ななどと褒めてきます。正直狂ってますが、私自身も洗脳されていて全く気が付きません。
部下は、次第に褒められてうれしく感じたりします。
休憩時間に急いで弁当を食べる
そんな会社で長年働いているせいか、とても悪い思考と習慣が身に付いてしまいました。
たとえば、お昼時に運よく15分ほどの時間が空いた場合、その時間を使って弁当をすぐに買って急いで食べるのですが、食べているときに罪悪感を感じるようになったのです。
この罪悪感というのは、みんな休憩なしで頑張っているのに、自分だけご飯を食べているという罪悪感です。
これは私だけでなく、同じような不満を持つ同僚も、常に罪悪感を感じてお昼時にご飯を食べていたと言っていました。
つまり、みんな自分の中で空いた時間を見計らって、こそこそと弁当を食べていたのです。
もはや末期です。
こんなことがあっていいのでしょうか?
休憩したいと一言でもみんなの前で言おうものなら、会社に洗脳された連中から、まるで非国民を見るような目で見てきます。
「腰抜けめ、みんな頑張ってるのに文句垂れるな」という感じです。
これまで馬車馬のように働いてきましたが、いくら家族を養うためとはいえ、これは間違っていると私は思いました。
そして私は、ついに我慢の限界を超えてしまい、そのブラック企業を退職しました。
会社の社長は、私が退職するのを必死に止めてきましたが、私はもうそのとき、1秒でも早くその会社から外に出たかったので、私は逃げるように会社から出ました。
ブラック企業の退社後、謎の後遺症が・・・
退職したのは良いのですが、変な後遺症のようなものが残りました。
それは、
「私は楽をしてはいけない」
「私は幸せになってはいけない」
というような、どう考えてもおかしい、ネガティブな思考の習慣でした。
何を考えているんだ僕は?
このおかげで、たとえば休日に子供達と公園で遊んでいる時など、とても幸せに感じる瞬間でも、誰かに幸せを否定されているようになりました。
得体のしれない何かに脅迫されているような気持ちになって、気持ちが沈んでしまうのです。
また、好きなものや、美味しいもの食べているとき、素直に美味しく食べればいいものを、
「自分はこんな美味しいもの食べていいのだろうか」
「自分は贅沢をしてはいけない」
などと、どうしようもない思考をするようになってしまったのです。
おいしいものとは言っても、すごい高級品というわけではなく、ファミマの総菜などです。
自分へのご褒美として、思い切って買って食べたとしても、このような罪悪感が漂ってしまい、素直においしく感じることができません。
私は、あのとき、あのブラック企業から、もはや暴力と変わらない洗脳を受けてきたのだと、会社を退職して初めて分かったのです。
世間の根性論についていけない
もう外で働くのはごめんだ。
私は次第にそう思うようになりました。
確かにこの日本は住みやすいですし、仕事を選ばなければそれなりにいい暮らしできるかもしれません。
これまでの先人達が相当な苦労をして、ようやく築き上げた日本国なのは分かっています。
ですが、それを変にはき違えている精神性の低い上司や先輩がいる。
そのせいでたくさんの被害者が量産され、この国は悪循環に陥っていると、私はそう思います。
今はもう多様性の時代ですし、なおさらそんな根性論についていけない人は多くなるばかりだと思います
今はたくさんの働き方があるし、インターネットでの仕事もたくさんあります。
自分の行動次第で、会社に依存することなく、収入は自分で決めることができる!
もう奴隷のような人生は嫌だ!
そうやって、もはや一揆(いっき)といわんばかりにこれまでの仕打ちをし返すかのように怒りに燃えて起業や副業に目覚める人も多いかもしれません。
おわりに
この記事は私が実際の体験した話です。
まともな休憩も叶わず、根性論によって洗脳された日々が私の心に深い傷を刻んでいったことは否めません。
新人が上司や先輩の影響を受けて同じ轍を踏み、ブラック企業が生まれる過程には、まさに社会全体への警鐘ではないでしょうか。
しかしこの経験を通じて、私は自分自身を変化させました。
自分の可能性を信じ、新しい働き方に進むことが、これからの時代において求められていることを大切さを強く感じたのです。
これは私だけでなく、多くの人が抱える問題であると確信しています。











