般若心経といえば、なんだか難しそうで、一般的な視点から見ると宗教じみていて遠慮しがちだと思います。
たとえ興味があったとしても、なんとなく敷居が高く感じますし、気軽に触れるのはおこがましく感じるかもしれません。
私もそうでした。
ですが、まさか自分がこの分野の虜になってしまうなんて!って今では思います。
般若心経は私たちが生きる上で大事な知恵を教えてくれるものでした。
この記事では、そんな般若心経で私が学んだことを少しでもお伝えできればと思って書いていきます。
般若心経の言葉すべてに力が宿っている
まず、最初に言いたいのが、この本は悩める人すべての方にお勧めできるということです。
「超訳 般若心経 すべての悩みが小さく見えてくる」
という本です。
知れば知るほど、どう生きればいいのか?自分の悩みにどう対処していけばいいのか?
というような答えが読みながら頭にどんどん浮かんできて、自分に自信がついてきます。
「じつはたくさんのお経を読む必要はない」と、この本の冒頭で言っています。
般若心経の内容の意味が理解できればそれだけで良いといいます。

私はこの本をブックオフの100円コーナーで手に入れることができましたが、調べてみると、今でも書店に行けば新品で束になって売られているほどのロングセラーでした。
この本と出合った当時、私は精神を病んでいました。
自分のこと、仕事のこと、いろんなことで頭がパンクしそうになっていました。
そんなときにふと、フラフラと立ち寄ったブックオフで、ふいにこの本が目に入りました。
この本では、仏様や観音様は私たちのような一般人と変わらないような、「じつは人間そのもの」だったという事実から始まります。
そして、冒頭から11ページ目までを読んだとき、今の私にとって読むべき本であることが分かりました。
あるがままでいいと教えてくれました。
「ギャテイ ギャテイ ハラギャテイ ハラソウギャテイ ボジソワカ」
この不思議な音の連鎖が、悩みの渦の中にいる私に手を差し伸べてくれたのです。
今この瞬間が大事!
結論を言うと、人間の持つエゴこそが最大の悩みの原因であるということです。
他人と自分を比べたり、自分の不幸さを嘆いたり。
人の幸せを妬んだりと、すべての悩みは人と自分を比べるからです。
私の悩みも結局はすべて対人関係からくるものでした。
もしこの世界に私一人しか人間がいなければ、こんなに悩むことはないでしょう。
では、そんなエゴから自分を解放するにはどうすればいいのか?
その方法をこの本で学ぶことができますが、その中でも一番心が動かされた言葉があります。
それは、「三世(さんぜ)」という言葉です。
この言葉の真意は、人は過去にも未来にも生きることは出来ないということです。
つまり今この瞬間が大事であって、過去にとらわれてはいけないというメッセージです。
また、未来を恐れていることもおなじく意味のないことであるといっています。
確かに、なにかに悩む時はいつだって過去や未来が絡んできます。
過去のトラウマだったり、失敗したらどうしようといった未来への不安です。
そのような負の習慣をなくすには、今生きていることに感謝することが大事というのが「三世」の教えです。
これは引き寄せの法則という分野でもまったく同じ結論になります。
なんと素晴らしい考えでしょうか。
今生きていることに感謝する!
もう一つ、生きる上で大事なメッセージがありました。
それは、「無老死尽(むろうしじん)」という言葉です。
この言葉の意味は、どうにもならないことに対して抵抗しないという意味です。
人はいつか死んでしまいますが、それは他の動植物も同じで、どうあがいてもどうにもならないことです。
そこに四苦八苦するのではなく、どうにもならないことに悩んでも仕方がないというメッセージです。
それに続いて、「無死(むし)」という言葉があります。
死ぬことを恐れていても仕方がないということで、恐れてばかりでは今日という日を楽しめない。
今生きていることに感謝して、すべてのことは自然にお任せすることが大事だというメッセージです。
考えすぎず、楽観的に生きよう
何かについて深く考えすぎると、いつだって不安の種ができてしまいます。
考えすぎると、人は人間関係に悩み、自分の容姿に悩み、自己イメージが下がり、自分の人生に悲観してしまいがちです。
ですが、何も気にせずあっけらかんとしている人っていますよね。
なんだかいつもポジティブなオーラを感じるみたいな人。
そういう人は、実はひっそりと般若心経や引き寄せの法則を学んでいるのかもしれません。
般若心経では「無意識界(むいしきかい)」という言葉があります。
その意味は「考えすぎは体に毒」ということです。
ややこしい生き方をしているのは人間だけ。
自然界は季節が規則正しくめぐり、花が咲き、鳥は鳴きます。
ですが人間も紛れもなく自然の一部であることから、同じくあるがままの自分を受け入れて物事を深く考え込まないことの大事さを伝えています。
おわりに
般若心経は、数多くの生きる知恵を与えてくれます。
本当の幸せは目の前にあるけれど、近すぎて気が付かないことってあると思います。
対人関係、体の不自由さとか、人それぞれいろんな悩みがありますが、誰でも自分次第で幸せになれるのでしょう。
日常生活にうまく取り入れて、今日も明日も心穏やかに生きていきたいものです。











